
在留期間の更新は、多くの外国人の方が行う手続きですが、
「ただ延長するだけ」と軽く考えてしまうと大きなトラブルになることがあります。
実際に入管実務では、
更新が不許可になるケースや
在留資格が失われてしまうケースも少なくありません。
今回は、行政書士の実務でもよく見かける
在留期間更新でありがちな失敗例をご紹介します。
失敗① 更新期限ギリギリで申請する
在留期間更新は、通常
在留期限の3か月前から申請できます。
しかし実際には
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忙しくて忘れていた
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会社が対応してくれると思っていた
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まだ大丈夫だと思っていた
などの理由で、期限直前に申請する人が多くいます。
もし書類不備があると、
期限までに申請できずオーバーステイになる可能性もあります。
更新は 余裕をもって申請することが重要です。
失敗② 転職後に更新する場合
転職している場合は注意が必要です。
入管は更新の際に
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仕事内容
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雇用契約
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会社の状況
などを確認します。
例えば
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技術・人文知識・国際業務 → 単純労働
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就労内容が大きく変わった
このような場合、
更新が認められない可能性があります。
転職した場合は、
事前に在留資格との整合性を確認することが重要です。
失敗③ 会社の経営状況が悪い
意外と知られていませんが、
会社の経営状況も審査対象になります。
特に
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赤字が続いている
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給与の支払いが不安定
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税金未納
などの場合は、
更新が厳しくなるケースがあります。
失敗④ 税金や社会保険の未納
入管は近年、
税金や社会保険の納付状況を厳しくチェックしています。
特に以下は注意です。
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住民税未納
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年金未加入
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健康保険未加入
これらは更新審査に大きく影響します。
失敗⑤ アルバイトの時間オーバー(留学生)
留学生の場合、
資格外活動の上限は週28時間です。
しかし
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知らずに超えてしまった
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複数のアルバイトをしている
このようなケースで
更新が不許可になる事例もあります。
在留期間更新で大切なポイント
在留期間更新では、
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在留資格と仕事内容の一致
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税金・社会保険の適正な納付
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安定した生活状況
などが総合的に審査されます。
「単なる延長」と考えるのではなく、
在留資格の適法性を改めて確認する審査と考えることが重要です。
在留資格の更新でお困りの方へ
在留期間更新の手続きは、
状況によって必要書類や審査ポイントが大きく異なります。
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転職している
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会社設立した
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経営管理ビザ
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留学生から就労ビザ
このようなケースでは、
専門家へ相談することでスムーズに手続きを進めることができます。
在留資格の更新でお困りの方は、
お気軽にご相談ください。