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お知らせ

2026年3月11日

特定技能の最新情報、今どこが変わっているのか?

特定技能制度は、ここ数年でかなり実務が動いています。
「前に調べたからだいたい分かっている」と思っていると、意外と情報が古くなっていることがあります。

特に大きいのは、2024年3月の閣議決定で対象分野が12分野から16分野へ拡大されたこと、そして1号特定技能外国人の受入れ見込数が約34.5万人から82万人へ再設定されたことです。さらに、2025年4月1日施行の省令改正で、自治体との連携や届出ルールの見直しが入っています。

つまり、今の特定技能は、
「ただ人手不足を埋める制度」から、地域共生や受入れ体制まで含めて見られる制度に進んでいます。


最新の大きな変更点1

対象分野が16分野に拡大

2024年3月29日の閣議決定で、特定技能の対象分野は12分野から16分野へ拡大されました。新たに追加されたのは、自動車運送業、鉄道、林業、木材産業の4分野です。あわせて、既存分野でも業務範囲の追加や再編が行われています。

この改正はかなり大きいです。
特に、運送・物流、人手不足が深刻な地方産業、製造関連では、今後さらに活用が進む流れが見えます。


最新の大きな変更点2

受入れ見込数が82万人に再設定

同じく2024年3月29日の閣議決定で、1号特定技能外国人の向こう5年間の受入れ見込数は、約34万5千人から82万人へ拡大されました。これは制度の本気度がかなり上がったことを意味します。

企業側から見ると、
「特定技能は例外的な制度」ではなく、
今後の採用戦略の主力候補の一つとして考えるべき段階に入っています。


最新の大きな変更点3

2025年4月1日から自治体との連携が実務化

2025年4月1日施行の改正では、特定技能所属機関が地方公共団体の共生施策に協力する仕組みが明確化されました。特定技能所属機関は、必要な場面で市区町村へ**「協力確認書」**を提出し、1号特定技能外国人支援計画の作成・実施にあたっても、地方公共団体の共生施策を踏まえる必要があります。

ここは実務でかなり大事です。
これまでの感覚で「支援計画さえ作ればよい」と考えるとズレます。
今後は、地域ルール、日本語教室、防災、生活情報の周知など、自治体との接続も受入れ実務の一部になっています。


最新の大きな変更点4

届出項目・届出頻度の見直し

出入国在留管理庁は、2025年4月1日施行の省令改正に伴い、特定技能制度における各種届出の届出項目や届出頻度の変更を案内しています。つまり、受入れ企業や登録支援機関は、従来どおりの感覚で様式や提出タイミングを扱うと危険です。

ここは地味ですが、かなり重要です。
入管実務は、派手なミスより様式・時期・記載漏れで痛い目を見ることがよくあります。
書類の世界は、静かに厳しいです。


自動車運送業分野は特に注目

追加4分野の中でも、自動車運送業分野は実務上かなり注目されています。政府は、この分野について、特定技能1号になるための準備として、**日本の運転免許取得や新任運転者研修の修了を目的とする「特定活動」**の受付も開始しています。

これは、運送分野の人材確保をかなり本気で進めている流れといえます。
ドライバー不足の業界では、今後さらに相談が増えそうです。


最新情報として押さえたい実務ポイント

1. 企業は「雇う」だけでなく「支援・連携」まで必要

特定技能は、単に雇用契約を結ぶだけでは終わりません。
とくに1号特定技能外国人については、支援計画の実施が必要であり、今後は自治体の共生施策も踏まえた運用が求められます。

2. 最新様式・運用要領の確認が必須

出入国在留管理庁は、制度説明資料、運用要領、申請・届出様式一覧を継続的に更新しています。実務担当者は、昔保存したPDFや旧様式を使い回さないことが大事です。

3. 対象分野の追加でチャンスは広がったが、分野別ルールは別物

特定技能は「特定技能」という1つの制度でも、分野ごとに要領別冊や上乗せ基準が異なるのが実務上の難しさです。追加分野や既存分野の業務範囲変更もあるため、分野別確認は必須です。

4. 統計も定期公表されている

出入国在留管理庁は、特定技能在留外国人数を半年ごとに公表しており、公表ページでは2025年6月末時点までの資料が案内されています。制度の広がりを追ううえでも、統計確認は有益です。


特定技能制度は今後どうなる?

厚生労働省では、特定技能制度と育成就労制度の円滑な施行・運用に向けた検討が進められています。今後は、育成就労との接続も含め、外国人受入れ制度全体がより整理されていく流れです。

そのため、特定技能の実務は今後も更新が続く前提で考えたほうが安全です。
一度覚えた知識で5年戦うのは、ちょっと無茶です。制度のほうが先に走ります。


行政書士に相談するメリット

特定技能は、制度自体は広がっていますが、実務はむしろ複雑になっています。
特に、次のような場面では専門家の確認が有効です。

  • 自社が特定技能を使える分野か確認したい

  • 最新の届出・支援計画のルールを押さえたい

  • 登録支援機関を使うべきか迷っている

  • 分野別要件や必要書類を整理したい

  • 更新・変更・認定申請をミスなく進めたい

特定技能は、入口より運用で差が出ます。
最初に整えておくと、あとがかなり楽です。


まとめ

特定技能の最新情報として押さえるべきなのは、
16分野への拡大、受入れ見込数82万人への再設定、2025年4月1日施行の制度改正、自治体との連携強化、届出ルールの見直しです。

また、出入国在留管理庁は、制度説明資料、運用要領、申請・届出様式、在留外国人数の統計を継続的に更新しています。最新情報を前提に実務を組み立てることが、これまで以上に重要です。

特定技能の導入や運用で不安がある企業、
最新ルールでの申請・届出を整理したい方は、早めに専門家へ相談することをおすすめします。

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